AKB48 見逃した君たちへ2 2日目「K6th RESET」@109シネマズ木場
スイッチャーの抜き度合いを、活躍度と勘違いしてしまう可能性が高いことを先にお断り。割と新規めなので、間違いなど有ったらご指摘下さい。
- 雑感
- やっぱチームKだな、と云う感想を準備していたがそうでも無かった。MCに於いて「4月の山梨公演以降、新しい方向へ進化している」と云うような内容の発言をしていたが、あまり感じなかった。2011年TDCで秋元才加が「旧Kの方がしっくり来ると感じてしまった」と発言した気持ちが少し分かる気がする。田名部、中塚、野中、咲子、内田が輪に入っていない印象をどうしても持ってしまう。「チームまるごと推す」という発想を作ったKだけに、チームの団結力を見せねばと云う心理が先走っているように見えた。スターに頼らない全員野球のような戦い方は、今はBが継承して居るのかもしれない。(1)柏木/まゆゆ/北原/河西以外のメンが大抵公演に参加している (2)飽きる程上演している演目である (3)スターに頼らないユニット曲の組み方と云った点が良いのかも知れない。柏木/まゆゆ以外の「この公演は私たちがシアターで作ってきたんだから」と云う自負のようなものが昨日のB5thでは感じられて頼もしかった。メインボーカルはまゆゆだが、後ろで踊っている夏希こそ見所、と云うようなシーンに何度も遭遇した。Kで云えば前掲5名にそういうシーンが見られない気がした。
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- 横山は柔らかい動きが入れられるようになった。
- 佐江も同様。
- 萌乃は相変わらず声/身のこなしが好み。Kの中では可憐な要素を出せる人材として貴重。
- 真夏のsounds good、なぜセンター横山なのだろう。風吹も横山センターだったが、慣例に従うなら萌乃ではないのか?萌乃が絶対的に不似合いな楽曲であるなら別だが、寧ろ横山の方が不似合いだと感じたが。
- 峯岸が圧倒的に上手い。硬軟どちらも瞬時に切り替えられ、そしてそれは実に軽やか。板野/峯岸主体のユニット曲を何故作らなかったのだろう。
- 優子に冴えが無かった気がする。
- 選抜以外メンのキャッチフレーズの浸透してなさ加減。田名部なんて殆ど誰も云ってなかった。
- マナー問題
- 「引っ越しました」前で秋元才加が観客のマナーの悪さについて触れ(主にバラード時の無粋なコールに対して) それでも直らない客に向かって「そういう事を言ってんだよ」と軽く恫喝するシーンがあった。完全にキレている様子で場内は水を打った。バラード曲「ジグソーパズル48」に於いて、目に余る歓声が飛んでいたようだが、映画館ではそもそも歓声を抑えた状態で配信していた為確認出来なかった。「え、そんな酷い客居たの?」と云う感じだったので、後でblogで云えばいいのに、とその時は思ったのだが、「注意せずラスト曲に行ったら公演が潰れる」と判断するほど現場は酷かったのだろう。少々苦い形でラスト曲に突入、コールも遠慮がちになる(「引っ越しました」に於けるコールさえも無粋の範疇なのか、客は迷ったに違いない)中、最後の挨拶では先ほど指摘した特定の客と和解出来るようフォローを入れていた。
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- 「これだからピンチケは」とは随分前から云われていて、「シマを荒らしに来た新規を古参が疎ましく思っているだけでは?」との疑いを持っていた。古参/中堅/新規(ピンチケ)と云う三層で大きく考えたとき、いつの間にか僕が中堅の部類に入っていて、ピンチケを疎ましく思っている事に気がついた。勿論隣り合ったピンチケのマナーが良かった事もあるので、十把一絡げにしている訳ではないが、目に余る行為をしているのは大抵若年層と云うのは良くあり、「これだからピンチケは」と零して居た人の気持ちも分かる気がしている。現場へ行き始めて日の浅い僕でさえ1年前との差を大きく感じているくらいだから、古参にとっては余程なのだろう。昨年のTDCは、シアターに通い詰めていた人々に混ぜて貰った感覚だったが、今年は既にその空気は無い。
- 映画館
- 静かすぎて物音立てるのもはばかられる客層。これはこれでアリ。
- 「知ってる曲が全然無いからつまらない」と云っている人が居た。